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日本国内で唯一、認められたヒアルロン注射
老化によってできたしわをなくすための治療として、ヒアルロン酸はすっかり定着しています。
美容目的のヒアルロン酸製剤は国内では製造されておらず、海外のいくつかの国で作られたものを輸入する形で美容外科医たちは使用してきています。世界中には様々なヒアルロン酸製剤があり、日本の美容外科医たちが使用しているものは、より安全性が高いものを使用しておりますが、そのうちの一つであるアラガン社のジュビダームがこのたび(平成26年3月)、日本の厚生労働省で正式に認められました。
私どもタウン形成外科クリニックは、すでに数年前から使用しておりますが、これまで以上に安全性、有効性に自信をもって患者さんに勧められるようになったことは喜ばしいです。
私どものクリニックのヒアルロン酸治療のページです。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/hyaluron/
(モバイル)http://www.keisei.ne.jp/i/anti.html
タウン形成外科クリニック
日本美容外科学会での発表「術後下眼瞼外反に対する植皮術による修正」
第102回日本美容外科学会が東京の有明のビッグサイトで開催中です。国内外のドクターも交えての盛大な学会です。
私は昨日の一般演題のセッションで「術後下眼瞼外反に対する植皮術による修正」の発表をいたしました。
ブログやホームページでも何度となく書いていますが、他院での下眼瞼の手術後に外反(あっかんべー)を起こしてしまい困っている患者さんが数多く私のところへ相談にいらっしゃいます。私は植皮術による修正を積極的に取りいれ、とてもよい結果を出して患者さんたちに喜ばれています。これをまとめたものを発表し、参加されていたドクターの中から3名ほどの質問も受けました。とても有意義な発表ができたと思っております。近々、医学論文も執筆しようと考えております。
私の学会活動、医学論文、経歴などについてです。ご覧ください。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/doctor.html
http://www.keisei.ne.jp/anzen.html
(モバイル)http://keisei.ne.jp/i/doctor/index.html
タウン形成外科クリニック
上まぶたたるみ取り術後の他院の修正
上まぶたたるみ取り(上眼瞼除皺術)を半年前に他院で受けられた方の修正希望の方がいらっしゃいました。
まずは画像をご覧ください。(写真をクリックして拡大してご覧ください)
他院での上まぶたたるみ取り術後
本来は一重まぶたで、たるみが気になってきたのでそれを治してもらうと同時に、二重まぶたにしてほしいとお願いしたそうです。
さて、ご本人はどこを気にされているのでしょうか?二重まぶたの幅が広すぎる?左右の幅が違う?
いえ、二重まぶたの幅は広めに作っていただいたのでこれでいいそうです。また、左右の幅の違いは右の眉を上げる癖があるためにこの写真では広く見えますが、ご本人は気にしていません。(瞼を持ち上げる力が弱い、隠れ眼瞼下垂の要素もありそうです)
修正を希望されているのは、まぶたの一番外側のたるみの残りと不自然な皺だそうです。(もう一度写真をクリックして拡大してご覧ください)
一番外側の外側のたるみが残っていて、くっきりとくい込んだ皺が気になるそうです。
一見すると、きちんとたるみ取りはできているのですが、術前のデザインやシミュレーションの詰めが甘かったのだと思います。それは残念ですが、修正はさほど困難ではないので、安心してくださいというお話をいたしました。
それでは私が行った修正手術の術後をお見せいたします。
二重の幅は変えていません。二重のラインに沿って、自然になるように、一番外側の残存したたるみを取り、不自然な皺が出ないように工夫しました。
私どものクリニックの目の周りの若返り手術のページです。
目の周りの若返り(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/menomawari.html
上まぶた手術(モバイル)http://keisei.ne.jp/i/futae.html
上まぶたの修正ページはこちら。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/menoshusei.html
タウン形成外科クリニック
他院で幅の広い切開術を受けたものの十分な二重になっていない修正手術
他院で半年前に二重まぶたの切開手術を受けた患者さんです。
まず、二重まぶたのラインがまともに出ていません。切開法にもかかわらずラインが出ていないのは、手術の技術そのものに大いに疑問符が付きます。傷跡を見る限り、左右差も明らかです。元々、目の大きさに左右差があり、眼瞼下垂の傾向も右に少しありますが、それにしてもお粗末な手術で、患者さんがかわいそうでした。
私のブログやHPを見て、遠方から当院にいらっしたとのことです。
前回の傷跡を生かして修正を行わないと、切開線が二つになってしまうので、左右差を完全に合わせるのは難しいですが、なるべく自然に、きれいにパッチリとした二重まぶたは作れますという約束をしました。十分に納得いただいて修正手術をいたしました。
3カ月後の症例写真(画像)をお見せします。
私どものクリニックの二重まぶた手術のページです。
二重まぶた(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/
(モバイル)http://keisei.ne.jp/i/futae.html
二重まぶたの修正ページはこちら。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/menoshusei.html
タウン形成外科クリニック
小指のタトゥー除去~植皮法~
刺青・タトゥー除去はとても要望が多く、レーザーと手術をほぼ毎日のように行っておりますが、ブログにはほとんど載せてこなかったので、今回はタトゥー除去についてです。
20代の女性です。左の小指にタトゥーがあります。色は黒一色なので、レーザーでも十分治療が可能ですが、うっすらとでも色が残るのは嫌で、完全に色をなくしたいということで手術を選択しました。
タトゥー部位を切除して、皮膚を縫い合わせる切縫法では、寄せる皮膚が足りないために行えないので、植皮法としました。分層植皮と言って、目立たない身体のどこかから皮膚を薄く剥がして持ってきて貼り付けます。
手術後10日目です。植皮の難しいところは、せっかく植えつけた皮膚が、ずれてしまったり、血行が悪かったりして、壊死と言って腐ってダメになってしまうリスクがわずかながらながらあることですが、きちんとした技術と丁寧なアフターケアでほとんどそれを回避できます。ご覧のとおり、きれいに生着しています。
手術後3か月です。かなり皮膚の色が周りとなじんできています。紫外線による日焼けなどを注意さえすれば、1年くらいでもっと自然な色調になってきます。
どこから植皮用の皮膚を持ってきたかというと、脇の下の内側から薄く剥がしてきました。
手術後10日目です。表皮を薄く剥がしましたが、真皮は残っているために、かなりきれいに再生してきます。
手術後3か月目です。かなり目立たなくなってきました。植皮部と同様に、1年くらいでもっと薄くなると思います。
私どものクリニックの刺青・タトゥー除去のページです。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/tatoo/
(モバイル)http://www.keisei.ne.jp/i/kizuato.html
タウン形成外科クリニック
他院豊胸修正手術~生理食塩水バッグの漏れと被膜拘縮~
他院で15年前ほどに生理食塩水バッグによる豊胸手術を受けた方です。
生理食塩水が漏れてボリュームが少なくなっており、インプラントのしわやよれ(リップリング)が明らかで、被膜拘縮も起こして変形が強い方です。ここまで我慢していたのは、治せないとあきらめていたからだそうです。
様々なクリニックのサイトをお調べになり、いくつかのクリニックもまわって、ほとんどのドクターがきれいに治すのは無理だと断られたそうで、最後に私のブログを読まれて当院にいらっしゃいました。
見た目は少し驚くほど変形が強いですが、私の考えは、見た目の悪さと修正手術の難易度は必ずしも比例しません。難易度はそれほど高くないと思いました。古いインプラントを抜去すると同時に、狭いスペースを丁寧に剥離して広げて新しいインプラントを正しい位置に挿入する、しかも出血を最小限に抑える、私の一番の腕の見せどころです。
古いインプラントを抜去し、安全でやわらかいEUROSILICONEに入れ替え、バストのたるみを約3㎝吊り上げました。
術後の結果をご覧ください。
http://www.keisei.ne.jp/photograph/cat62/post-19.html
私どもの豊胸他院修正手術のページです。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/bust/
(モバイル)http://www.keisei.ne.jp/i/2.html
タウン形成外科クリニック
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二重まぶた他院術後の外反に対する修正
他院で9か月前に二重まぶたの切開法を受けた方です。
よく見るとまぶたの一番下(瞼縁)が外反しています。二重の幅も少し広いのが気になるそうです。
外反した部分のまつ毛が必要以上に反り返って、結膜が見えかけています。
手術を受けたクリニックでは1年くらいで元に戻ると言われたそうですが、おそらく無理だと思います。
どうしてこのような状態になったのでしょう?
重瞼手術というのは、二重の幅を決めてデザインしたラインに沿って皮膚を切開し、上下(頭側と足側)に分かれたまぶたの皮膚の下側部分をを瞼板という固い組織に縫い付けることで、目を開いたときにその部分が引き込まれて重瞼ラインになります。
この患者さんの場合、下側のまぶたの皮膚を上側に引き上げ過ぎたのだと思います。無理やり引き上げて、瞼板のかなり高い(上の)位置に皮膚を縫い付けたために、まつ毛の生え際である瞼縁が反り返ってしまったのだろうと考えました。
修正手術は、前回の手術の傷をもう一度切開し、瞼板との癒着を全体的に丁寧に剥離します。とくにまつ毛の生え際近くまで慎重に行うことが大切です。その後、下側の瞼の幅に適切な瞼板の位置で、再度重瞼を作成します。この患者さん場合も約1.5ミリ下げた位置で固定しました。(そのために、二重の幅は若干狭くなります)
それでは修正術後結果をお見せします。
修正手術前
修正手術後
外反はきれいに修正されています。
私どものクリニックの二重まぶた手術のページです。
二重まぶた(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/
(モバイル)http://keisei.ne.jp/i/futae.html
二重まぶたの修正ページはこちら。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/menoshusei.html
タウン形成外科クリニック
上まぶたのたるみを取って二重まぶたに
元来、一重まぶたの方ですが、ご覧のとおり、年齢とともにたるみがかなり強くなってきてしまいました。
たるみだけを取る場合の手術はそれほど難しくはありませんが、同時に二重まぶたを希望される場合は別です。
余っている皮膚だけを取るのとは違い、同時に二重まぶたにすることで、皮膚の折込みができるのでそこまで計算に入れてデザインしないと、二重まぶたの幅が広すぎてしまうことになりかねません。何より難しいのは、たるみの具合がここまで強いと、ブジー(針のような細い金属の棒)などによる術前のシミュレーションが作りにくく、患者さんに術後のイメージが湧きにくいことがあります。それでも十分に希望をお聞きし、カウンセリングと術前のシュミレーションに時間をかけうえでデザイン、手術に臨めば、必ずや満足する結果になるはずです。
もちろんドクターの手術の高い技術が必要ですが。
それでは術後結果をお見せします。
私どものクリニックの二重まぶた・若返り手術のページです。
二重まぶた(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/
まぶたの若返り(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/menomawari.html
(モバイル)http://keisei.ne.jp/i/futae.html
痩せている方の豊胸術は必ず大胸筋下法にすべきか?
痩せている方、つまり皮下脂肪や乳腺組織が少ない方がシリコンによる豊胸手術を希望される場合には、乳腺下法ではなく、大胸筋下法を勧める美容外科医は多くいます。
医学書などを見ても、バストの皮膚をつまんで何センチ以内の場合は大胸筋下法を勧めると書かれているのをよく見かけます。理由としては、痩せている方の場合は乳腺下法の方がシリコンの形がわかりやすくなるからと言われています。
実際にはどうでしょうか。かなり痩せている方の場合は大胸筋下法でも、やはりシリコンの形は多少はわかりやすくなってしまうのです。
大胸筋下法の欠点は、シリコンの上に厚みのある筋肉が存在するので、乳腺下法に比べると、触り心地はその分、当然硬く感じます。そして、大胸筋に力を入れる動作や運動をすると、その下にあるシリコンが異常な動き方をします。例を挙げると、夏のビーチなどで、水着を着た状態で重いものを持ったり、バレーボールをしてトスを上げたりする動作です。また愛する男性と裸で抱き合うときなども同様です。このような時に大胸筋下にあるシリコンがぴくっ、ぴくっと動き、はたから見てきわめて奇異な感じがします。
このことは医学書にはリスクとして真剣に記載されていないのですが、実は簡単には見過ごせない問題だと私は思っております。
ですから、よほど肋骨がくっきり浮き上がるほどやせている方でもない限り、私は豊胸術に乳腺下法を選択します。
かなり痩せている方に乳腺下法を行ってきれいな結果の症例をご覧にいれます。
http://www.keisei.ne.jp/photograph/cat63/post-20.html
私どものクリニックの豊胸術のページです。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/bust/
(モバイル)http://keisei.ne.jp/i/houkyou.html
タウン形成外科クリニック
乳頭縮小・形成手術
授乳後に大きく垂れさがってしまった乳頭を小さくきれいに整える形成手術を希望される方はたくさんいらっしゃいます。
形をきれいにするのは当然ですが、感覚が敏感なところであり、神経や血行に十分注意を払いながら手術を行うことが重要です。
それでは症例を見せいたします。
http://www.keisei.ne.jp/photograph/cat61/post-21.html
私どものクリニックの様々なバストの関する手術のページです。(PC)
http://www.keisei.ne.jp/bust/bast-ope.html
タウン形成外科クリニック
左右不対称な他院術後の二重まぶた修正手術
他院で数年前に切開法で二重まぶたの手術を受けました。
左は二重のラインがありますが、右はラインが薄く、これでは二重とは言えません。(写真を拡大してみてください)
右にきちんとした二重まぶたラインを作るのは当然ですが、左ももう少しパッチリとしたいというご希望もあるとのことです。二重の幅は変えなくても、余分な皮膚の切除、たるんだ皮膚のたくし上げ、必要であれば挙筋腱膜を縫い縮める(前転させる)ことでパッチリとさせることができます。
それでは私の修正手術の結果をお見せいたします。
左右ともきれいな二重まぶたラインができているだけでなく、眼が大きくパッチリとしています。ポイントはまつ毛の生え際がきれいに見えているところです。
私どものクリニックの二重まぶた手術のページです。
二重まぶた(PC)http://www.keisei.ne.jp/futae/
(モバイル)http://keisei.ne.jp/i/futae.html
二重まぶたの修正ページはこちら。
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タウン形成外科クリニック
他院修正豊胸手術~自然な形と触り心地に~
他院で5年前に豊胸手術を受けた方です。
被膜拘縮による不自然な丸みと、スペース不足による窮屈感、上方向への位置のずれが問題です。
硬膜外麻酔で確実に痛みを取り、ご本人に術中に確認していただきながら、見違えてきれいなバストにし仕上げました。ごく自然な形と触り心地になりました。
3カ月後の結果をお見せします。
http://www.keisei.ne.jp/photograph/post-22.html
私どもの豊胸他院修正手術のページです。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/bust/
タウン形成外科クリニック
上先生の表参道院での診療を始めました。
当院の診療部長で仙台院の院長である上茂(かみしげる)先生は、二重をはじめとするまぶたの他院修正手術や刺青除去、特に植皮治療を得意としている国内でもトップクラスの優秀な先生です。
上先生のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kmozc
患者さんたちの要望にお応えすべく、表参道院でも月1~2回ほど上先生の診療日を設けました。
関東近県の方をはじめとして、ぜひご相談ください。
私どものクリニックです。
フリーダイアル0120-107-286
タウン形成外科クリニック 石原 信浩
プラセンタを用いた頭髪の発毛治療
男性の発毛治療には、外用のミノキシジル(市販名リアップ)と内服のフィナステリド(一般系プロペシア)が知られています。リアップは低い濃度のものであれば、薬局でも購入できますし、プロペシアも美容外科・美容皮膚科以外の皮膚科や内科でも取り扱っている医療機関がいくらでもあるかと思います。これらの治療薬は有効性が高い反面、使用を中止すると抜け毛はまた進行しはじめてしまうため、やめることができなくなってしまう欠点があります。
私が数年前から積極的に取り入れている方法はプラセンタによる局所注射治療です。プラセンタは人の胎盤エキスで、医療の各専門分野で用いられていますが、頭髪に対する効果は、過剰なホルモンの影響を整えて、毛球部へのジヒドロテストステロン作用を抑制、頭皮の血行を良くして、毛母細胞の分裂を促進させることです。ある程度継続治療をして効果が出た後は、中止しても抜け毛が進行しにくいことが私どもの臨床経験上わかっており、有効性は極めて高い治療と考えております。
植毛や頭髪皮弁(フラップ)手術など、外科的な治療をお考えになる前にぜひとも試してみる価値があると思います。
プラセンタによる頭髪治療は、男性はもちろん、女性にも使用できます。
治療開始前
(プラセンタ局所療法、7%ミノキシジル併用)
当院の頭髪治療に関するページです。
http://www.keisei.ne.jp/tohatsu/
タウン形成外科クリニック
他院豊胸手術~つぶれた生理食塩水バッグの取り出し~
20年ほど前に生理食塩水バッグによる豊胸術を受けた方ですが、最近になり急激に右胸が小さくなってきたとのことです。
http://www.keisei.ne.jp/photograph/cat62/post-23.html
明らかに右胸がしぼんでいますが、その形状は残っているので、生理食塩水バッグの外膜が破損したのではなく、生理食塩水を注入する小さな穴から水が漏れたのであろうと判断しました。
私はシリコンや生理食塩水を問わず、抜去手術の際、こだわりで脇の下からのアプローチで行います。
実際には、しぼんでしまっている右側は、バッグを囲む被膜を見つけるのが難しく、問題がなくて形がはっきりしている左側のバッグでも、手術中に勢い余ってバッグを破損してしまうと生理食塩水がすべて漏れ出してしまいます。生理食塩水ですから健康上は別に問題はありませんが、バッグが全く平らになってしまい、手探りで見つけ出すことが難しくなり、最悪の場合、取り出せなくなってしまう可能性もあります。このリスクを回避するために、多くのドクターは乳房下縁(バストの下)から大きく切って取り出すことを選択してしまいます。
それでも、私はその後の瘢痕のことを考えると、乳房下縁切開は極力避けたいと考えていて、これまで数多くの他院でのシリコンや生理食塩水のバッグの取り出しを行ってきましたが、全例で脇の下からの切開を行ってきました。バッグと被膜が癒着するなどして、手術中にどうししても取り出しにくい場合、乳房下縁を少し切開させていただくことがあるかもしれません、というお話を術前にきちんとしておきますが、数百例行ってきた抜去手術で2名のみ、乳房下縁を2cmほどだけ補助的に小切開しただけです。その程度であれば傷跡は気にもなりません。
この患者さんから、数日前に取りだした生理食塩水バッグをお見せします。
問題のなかった左のバッグです。テクスチャータイプで、破損や漏れはありません。
右側のバッグです。やはりバッグの外膜には一切破損がなく、むしろ状態はとてもきれいです。しかし、生理食塩水の注入口であり漏れないように逆流防止弁になっている部分にゆるみがありました。
患者さんのバストの状態はまた後日、経過をお見せいたします。
こうして無事に上手く取り出すことができたのは決して偶然ではありません。美容外科医として20年の経験上、手術の際のコツには確固とした自信があります。カウンセリングの際にこうしたことをきちんとご説明さしあげます。
私どもの豊胸他院修正手術のページです。
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他院ミニリフト後の口元たるみ取りとバッカルファット除去
数年前に他院でミニリフトをお受けになった方ですが、一番気にしていた口元にたるみが残ったままだそうです。
ミニリフト法のように、皮膚のみの引き上げや、SMAS(表在性筋膜)を引き上げたとしてもほんの少し程度のフェイスリフトではやはり効果が表れにくいと思います。ましてや、口元のたるみは耳の手前の切開部から最も距離があるので、手術の際によほどしっかり引き上げなければなりません。
この方のように、口元に限局してたるみであれば、最も効果を出すために、特殊なリフト法ですが、口元の法令線に沿って切開をして皮膚のたるみ取りを行い、また、ポコッとしたふくらみが気になるとおっしゃっているのがバッカルファットという頬の脂肪なので、同時に除去しました。
とても満足していただきました。
患者さんのご希望や状態に合わせて最適な治療を提供することが大切です。
私どものクリニックのフェイスリフト治療のページです。
(PC)http://www.keisei.ne.jp/shiwa/
タウン形成外科クリニック
他院での切開法後修正手術~何重ものラインを消して、幅を狭く~
数年前に他院で二重まぶたの切開法を受けられた方です。 (写真をクリックして拡大してみてください) 右だけ二重のラインが広すぎるので狭くしたいというご希望と、いくつもの線に見えるたるみをなくしてぱっちりとした目にしたいというご希望です。 目をつぶった状態で、何重ものラインがあるのがわかります。 私の修正手術では、まず一番上のラインの癒着を外してうえで、上から二番目にうっすらと見える希望のラインでしっかりと二重を再固定しました。それでも二重まぶたのラインというのは常に一番上のラインが優位に出てきてしまいますので、せっかく外した部分が再癒着を起こさないように、ご自身の眼窩脂肪を下に引き下ろして癒着を防止する策を取ります。 手術前 ご希望通りの自然な二重の幅に落ち着き、それでいてはっきりとした二重まぶたになり、ご本人も大満足とのことです。 私どものクリニックの二重まぶた手術のページです。 http://www.keisei.ne.jp/futae/ 二重まぶたの修正ページはこちら。 http://www.keisei.ne.jp/futae/menoshusei.html タウン形成外科クリニック
二重の幅が広いだけでなく、やや眼瞼下垂気味でもあり、眠そうな印象を与えます。
ご本人の希望は上から二番目のラインです。
さらに目の開きがよくなるように眼瞼挙筋腱膜を前転しました。また、ラインからまつ毛の生え際までの皮膚のたるみをきれいにたくし上げて余分な幅を少し切除しました。
二重まぶた
日本美容外科学会で漏斗胸に対する豊胸術に関する発表
第103回日本美容外科学会が東京ビッグサイトで開催されました。
私の今年の発表は「漏斗胸患者に対するシリコンインプラントを用いた豊胸術」です。
漏斗胸とは、胸郭(胸と背中を取り囲む肋骨全体)の前胸部の肋骨や胸骨に当たる部分が生まれつきへこんでいる状態で、全人口の1000人に1人くらいの割合でみられます。幼児期に軽い呼吸器系の症状(風邪をひくとゼーゼーしやすいなど)や、心電図上に不整脈が見られたりすることがありますが、重篤な合併症はほとんどありません。
問題は見た目です。洋服を着た状態でも胸がへこんで見えることもあり、コンプレックスになると、思春期前くらいに胸郭に金属のバーを入れて前に出るように矯正する手術(Nuss法)をする場合があります。ただし、大がかりなNuss手術を受けるほどの漏斗胸の程度でない方も多くいらっしゃいます。
さらに女性の場合は深刻な問題があります。漏斗胸の方はバストが実際よりも小さく見えてしまうことです。時に、へこみが強い胸郭側のバストの発育不全が見られることもあります。
そのような方たちのために、シリコンインプラントを用いた豊胸術を積極的に行ってきました。ご本人が理想とする大きさや形により近づけるために様々な工夫をしてきましたが、それらについての発表でした。今回は海外から出席されたドクターも多くいらしたので、英語で発表としました。
また、近いうちに医学論文としてまとめたいと考えています。
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