もともと二重まぶたの方が、もう少し幅を広げたいとのことで数年前に他院で埋没法を受けました。
ご覧の通り、三重のラインになってしまっています。うっすらと真ん中に見えるラインが本来のご自分の二重のラインだそうです。問題はやや新しく希望して手術してもらったラインが不自然なくらい大きすぎるということ、そして、仮にそこで患者さんが希望したとしても、埋没法では到底無理があったということです。本来のご自分の二重ラインがしっかり存在しているために、埋没法で作ったラインが弱くそれを打ち消すことができず、結果的に三重ラインになってしまっています。しかも右側の外側は埋没法が外れかかっているためにたるみになっています。
解決法は埋没法をもう一度しっかりかけ直す?いや、そうではありません。埋没法ではこれ以上無理です。これが埋没法の限界です。むしろ、この場合は最初から切開法を行うべきだったのではと思います。
私が修正手術を行うに当たって、患者さんには切開法が必要であること、二重の幅をもう少し狭くしないと、切開法で行っても不自然になる可能性が高いことを説明し、納得していただきました。
手術は埋没法の糸をすべて除去し、周囲の癒着をはずします。切開法で癒着している状態よりは難しくありません。さらに患者さんの本来の二重を消すために、皮膚の裏側と瞼板組織周囲との解剖学的連続性を断ち切るようにします。ここをしっかりしないとまた三重ラインになってしまいます。
それでは術前術後の写真(画像)です。
きれいでパッチリとした二重ラインです。
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